染替えの注意事項

  染め替えについて
   染替えは高温(約60度)の中で染色します
  ★黒染め  
 
基本的には、元色がどのような色でも染色出来ます。
 
  ★色染め  
 
原則、希望色が元色より濃い場合に染色が可能になります。
漂白等で色がぬけている場合・退色等で色差が強い場合・服の繊維が無くなっている場合(スレ)は、色が均一にならない場合があります。
希望色が元色と同じ程度の濃度、または違う色をご希望の場合は、脱色が必要となる場合があります。上手く色が抜けた場合に染色が可能になります。
  (上手くいかなかった場合は、黒・濃紺・こげ茶などの濃い色への染色をお勧めします。)
 
  ★脱色  
 
脱色は別途、有料となります。
不織布や接着芯が使用された衣料は、接着部分が溶けて破損してしまう場合があります。
ボタンは破損・変形・変色・表面が少し溶ける場合がありますので、問題の場合には取り外してから衣料をお送り下さい。
脱色は、上手く色が抜けた場合でも、白色にはなりません。くすむので濃い目の色での染色となります。
デニム、ジーンズ系は、色が抜けにくく、脱色しても色が変わらない場合が多いです。
脱色は、シルク・ウール等のデリケートな素材や、長年着られた衣服で生地が弱っているものは、脱色が出来ない場合があります。
(縮みや伸びがひどくなったり、生地が痛んで破損したりする可能性が高くなります。)
 
     
 
  ※ 混紡の場合など素材が交織(2種類以上)の場合、二度染めの可能性があります。(要相談)
    → 二度染めは、料金が二倍になります。
 
  ※ ポリエステル素材は、費用と納期が変わります。(要相談)  
  ※ 黒染めは、同じ分類の素材のみ重量を合算して料金を計算できます。  
  ※ 色染めは、同じ素材でも1点ずつ料金がかかります。  
 


ご注意事項
 
染め替えの衣料は、ご着用後のため、目に見えない汚れ等がある場合があり、それぞれ状態が異なりますので、染めてみないとどの様になるか分からないのが現状です。
そのため、1点1点の染色が1回限りの本番となります。
ライン
品質表示と素材が異なる場合や、目に見えない加工やのりが使用されている事が原因で、衣料が破損し、着用が難しくなる場合もあります。

弊社では、出来る限りお客様にご満足頂けます様に、誠意をもって最大の努力をさせて頂きますが、下記内容をはじめ万が一衣料が破損した場合でも一切の責任を負いかねますので何卒ご了解の上ご依頼下さいませ。
 
ライン
 
 
@ 縮み・伸び
衣料によっては、縮みや伸びが生じます。特にウール・カシミア・アンゴラ・シルク等のデリケートな素材は非常に伸縮しやすい素材となります。
→ 縮みが出た場合、2%〜10%、中にはそれ以上出る場合があります。
A 生地
生地が弱っていた場合、糸切れやほつれ等がある場合(見た目には分からない場合もあります。)裂けたり、破れたり、穴があいたりする場合があります。
撥水加工、ポリウレタン加工、ボンディング加工等、色々なコーティングがされてある場合は、染め替えはご遠慮させて頂いております。
タグ等に記載がなく、染色した場合は色ムラや色が入らない場合があります。
縫い代が少ない、縫い代の糸の始末がしてない衣料(特にジャケット)は、破損する場合があります。
B 色むら
スレ・漂白・汗染み・目に見えない汚れ・目に見えない油等がある場合、その部分だけ染まらずにムラや濃淡になる恐れがあります。またはその部分だけ濃くなる場合があります。
※制汗剤をご使用されていますと、染色後に色が入らなかったり、濃くなって出てしまう場合があります。
C 肩崩れ・風合い
裏付き・肩パット・芯地・襟裏等がついているものは、型崩れする場合があります。(裏地・肩パット・芯地・襟裏等、破損する場合があります) 裏地の破れ
多少堅くなり風合いに変化が出ます。特に新品衣料の場合はこうした症状が出やすいです。
D 縫製糸(刺繍糸・ワッペン・レース・ボタンホール)・タグ 
素材が不明なので、染まる・染まらない・変色する可能性があります。実際に染色してみないと分かりません。
(ほとんどの場合、糸だけは染まらずに元色のまま残る可能性が高いです)

※右写真をご参照ください。(クリックで拡大表示)
糸残り
縫製糸は、ほつれる可能性があります。
E ボタン・装飾品(ベルトのバックル・プラスチック製品・貴金属・ファスナー等)・革製品 
破損・変形・変色する場合があります。(ポリエステル染色の場合は必ず破損します。)
取り外しが可能なものは全て取り外してから衣料をお送り下さい。

※右写真をご参照ください。
ベルト破損
レザーパッチ等の革製品は、縮み、堅くなり、必ず破損しますので取り外してから衣料をお送り下さい。
※ 弊社で取り外す場合は、有料になります。(要相談)
F 顔料プリント・不織布・接着 粘着系(ゴム・樹脂・ウエストの滑り止め)
顔料プリント部分が、剥がれる可能性があります。
(基本染まりませんが、プリントの表面に染料が付着し、汚染・変色する場合があります)
不織布、接着 粘着部分は、破損する場合があります。
G 中綿・羽毛・革製品
中綿衣料はしっかりキルトされた衣料であれば問題の無い場合もありますが、破損しないという保証は出来ません。
羽毛(ダウン)衣料は、中の羽が固まってしまい、形が変形してしまいます。革製品は縮みが出ます、また色落ちしますので衣料の染色には不向きです。これらの染め替えはノークレームでご了解いただける場合のみお受けしております。
H 染め替え衣料のお写真掲載について
染め替えのご依頼を賜わりました衣料については、弊社ホームページにて掲載させて頂く場合があります。お写真につきましては染め替えの参考資料としたもので、その他の目的で使用する事は一切ありません。
お客様のご都合により掲載がお困りになります場合には、染め替えをご依頼の際にその旨を必ずご連絡下さい。
I まとめ
  弊社は創業設立(1976年、社長60年間)より、培われた技術を用い長年染色に携わった技術者により手染めで染め替えを行っております。
お客様の大切な衣料をお預かりしますので、弊社染色研究室を通し1点・1点充分な意見交換を行いまして染め替えに入ります。
お客様に喜んで頂き、社会のエコロジーに繋がるこの事業に力を入れてまいりますので、皆様のご理解とご高配を賜ります様宜しくお願い申し上げます。
 
 

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